本態性振戦病(しんせんびょう)

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別に隠していたわけじゃなく、ずっと前から時折公表していましたが、
僕は本態性振戦という病を持っています。
いつからかハッキリ覚えていませんが、似顔絵を始めるちょっと前からなんで、
かれこれ20年近くになります。

絵描きにとっては致命的な病です。

最初の頃はアルコール中毒かと思いましたが、
症状が酷い時は、茶碗を持てないくらい左腕の感覚がなくなって、
あれ?これは尋常じゃない、
さすがに脳外科病院で検査してもらおうと思ったのが、
DeKKY401で営業を始める前の事でした。

そこで初めて「本態性振戦」という病名を医師から告げられました。
原因不明、治療法無し。
とりあえず薬で症状を抑えるしかないということでした。

さすがに自分の未来や希望を打ち砕かれた気持ちになって、
我が運命を嘆きました。
酒でまぎらすしか気持ちを抑える手段が見つからなくて、
家にジッとしていると悪いことばっかり考えそうで、外に出っぱなし。
アルコールが入ると症状が治まったりするんで尚更飲みまくる始末。

でも、これはきっと、
好きな事をやる分、いい事ばかりじゃなくちゃんとハンディも与えられたんじゃないか?
試されてる?
これであきらめたら本当にお終いだ。
そんな風に思えてきて、もう病と付き合うしかない。
なんか悔しくてね、逆にそういう考えになったんです。

思うように動かない左手で色紙を持ち、真横に真っ直ぐ線が引けない右手で、
今でも大衆の中やテレビで似顔絵を描いています。
能天気で過去を忘れがちな性格も何とかなっているのかも。

リユウマチで手足が変形し、何度も手術をして不自由になり、
脳梗塞で倒れた後、60代で車の免許を取った母親の子でもありますんで、
そのDNAも受け継いでいるのかも。

ハンディがあっても何とかなる。
むしろ、それこそ自分らしい。
同じ病で苦しんでいる人達に、ちょっとでも元気を与えることができたら。
そんな風にも思っています。

本態性振戦病とは>>>

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