アメリカに一人旅をした時に思いました。
私は日本人だと。
ところが、アメリカ人に「日本人ってどんな人?」と聞かれたら、
具体的に答えられない。
日本人の曖昧でどっちつかずが成り立つ文化を言っても、海外では「?」なのです。
それまで私は日本に生まれた日本人であって、日本の事を知らない日本人でした。
恥ずかしくなって勉強するようになったわけです。
さて、いよいよ本題です。
なぜ20年間も不況だデフレだという経済状況で国が倒れなかったのか?
ちなみに、私はこの不況和音の20年間に似顔絵を生業にしています。
周囲の方々に助けられ。
経済が下降している世の中ですけど、助け合う心は失っていない。
私の実感からそう思うわけです。
中越地震、中越沖地震、そして東日本大震災。
この時も人の優しさや助け合いを痛切に感じました。
と同時に、日本は暴動へ行動をとるということをしない国民だと改めて実感もしました。
「経済」から国民を切り離すと、嬉しいことや素晴らしい話が届くのです。
これこそが「日本人」であり、縄文のDNAなのでは?と感じました。
話は飛びます。
私が生まれ育った葛塚市場通り。
250年以上継承されています。
ここで買い物をすると、お土産もいっぱい頂くことが多々。
顔見知りの付き合いだからです。
このお土産品というのは「経済」ではカウントしないものです。
ところが実際に物品は人の手に渡されて、感謝と豊かさを感じるわけです。
この「経済」にはカウントされない、報道に取り上げられない事が人々を支え、
国を支えてる。
スーパーや大型店、今の商店街にも言えますが、
買い物をしたお客さんにお土産を渡すなんて、システムからは「NO」です。
ところが葛塚市(いち)には、顔見知りのお客さんには「YES」です。
縄文時代が何故1万年も続いたのか?
縄文のDNAがあるとか、興味が湧いて私なりに感じていたところ、
あるラジオ番組を耳にし、さらに教わり胸がときめきました。
武田鉄矢さんの「今朝の三枚おろし」です。
この放送がYouTubeにアップされていました。
私なんかよりも詳しくて分かりやすく紹介しています。
興味とお時間がありましたら聞いてみてください。