先日、母親と昼飯を食べに外食しまして、
って言うと、友人知人はビックリするんですね。
え?親と食事に行くの?って。
連れて行きますよ。
一人暮らしの叔母も連れて食事に行きます。
気がついたんだけど、どうやら当たり前じゃないみたいなんだね。
そりゃ私も両親に対して確執はありました。
若い頃のことです。
もう私も50歳になりましたし、父親なんか80歳だもん。
過去のことなんか水に流したっていいじゃない。
去年の年末に母親が大ケガをして、回復したかと思いきや、
今度は父親が病に倒れるということがあり、
約1カ月、実家で母親と暮らすなんてこともありました。
バカな息子でございまして、
ハプニングこそ人間臭いところが垣間見れると興味を持つんでございます。
いかにストレスから回避するかというね。
世間体や思い込みや見返りなんかみんな捨てると、
ハプニングがハプニングじゃなくなるんです。
分かりますかね。
ま、ざっくりと例えるならば「人は死ぬ」ということを認識していれば、
用は単純になるってことです。
ま、いいや。
その話は分からない人にはチンプンカンプンになるだろうから、置いといて。
母親と食事をした際に、母は私に話し始めました。
過去のいろんなことを次から次へと。
え、そんな話まで?
いや~、そうだったの?
って延々1時間半。
内容は言えません。
誤解されてるところがいっぱいありましたが、
周囲の人間模様があるから仕方ない。
私には理解できました。
母の話は私の心だけに閉まっておきます。
どう考えても母親の残された時間は長くはないです。
今のうちに思いの丈を全て聞くというのも息子の役目かと思いました。
話を聞いたらね、母には母の理由がちゃんとあったんだ。
なんだ、母もバカ正直で人一倍保守的だったんだ。
狭い範囲で暮らしてきたんだ。
それくらいのことが、それくらいに思えないほどクソ真面目だったんだ。
しかも息子はバカときたもんだ。
だからストレスが溜まって病気になったんだろうな。
よく分かりました。
一時間半もしゃべった後、「もう言いたいことは無い?」って聞いたら、
「まだある」つーんだから、さすがに私も限界なんで、
また今度ってことになりましたが、
母親はスッキリした表情でね、
「まだある」なんか言ったけど、出し切ったな、ありゃあ。
親の話は聞いといた方がいい。
絶対聞いといた方がいい!
生きているうちにね。