第15話 7月7日放送

「30歳デビュー」

 よし、似顔絵を描こう!と決めた時に、まずは自分の絵の実力を試す意味もあって、 似顔絵の巨匠、山藤章二塾長の「似顔絵塾」という、 ある週刊誌のコーナーに投稿し始めました。 すぐに久米宏さんで佳作欄に僕の名前が出て、 次に、プロゴルファーの平瀬麻由美さんで初掲載されました。しかも大きく。 山藤塾長からのコメントも書いてあって、そりゃぁもう嬉しいのなんのって。 コンビニで立ち読みしている人や、病院の待合室で読んでいる人に、 「その絵は、僕です」って声をかけたくなるほど、有頂天になりました。 県外に住んでいる親戚や友人にも連絡をしました。
 みんなから「よく似てるよ」「すごいね」と言ってもらって、 イタズラ描きだった似顔絵が、初めて人から認められた出来事でした。 その当時、銀行に勤めていた友人が、近々転勤になるって事で、 ぜひ転勤前に、銀行のギャラリーで、似顔絵をいっぱい展示して欲しいと誘われました。 「あぁ、いいよ」と、気軽に引き受けて、 ネタで持っていた20人の有名人を、展示してもらいました。 結果的に、初の個展になった訳ですが、遊び感覚でした。 そしたら、僕が思っていた以上に、似顔絵ギャラリーは大好評で、 銀行に用の無い人まで見に来て、笑って帰って行ったそうです。 「次は、ぜひ私ん所のギャラリーで」と、市の職員さんからも、声をかけられ どうせなら、と勝手に豊栄市長さんの似顔絵まで描いて展示したら、ご本人が登場。 怒られるかな?とビクビクしましたが、笑って握手してくれました。

続きは、また来週です。