第2話 4月14日放送

「昭和40年代はアトムの子」

 昭和40年代を、僕は1歳から9歳までの多感な時期を過ごしました。 テレビが普及すると同時に、漫画もアニメ化され、「鉄腕アトム」「鉄人28号」「8マン」など、人の形をしたロボットが、空を飛び、重たい物を軽がる持ち上げ、悪を倒す。 未来の科学を題材にした夢のストーリーに、僕らの世代は夢中になりました。 また、外国から「ミッキーマウス」や「ドナルドダック」「スーパーマン」に、コメディドラマ「奥様は魔女」「セサミストリート」の人形たち。当時の表現でカラーテレビは、僕の夢の宝箱になっていました。
 「早く人間になりたい」とフレーズが印象的な「妖怪人間ベム」。目玉おやじや砂かけババアなど、妖怪が主人公の「ゲゲゲの鬼太郎」を見て、悪い事をするとお化けが出ると信じていました。ヒーロー者はお馴染み「ウルトラマン」と「仮面ライダー」。科学特捜隊のハヤタ隊員がフラッシュビームを空に掲げると、巨大なウルトラマンになって怪獣を倒す。かたや「仮面ライダー」は本郷武がバイクに乗って例のポーズから「変身!」。こちらは等身大のヒーローで、僕らの誰もが「仮面ライダー」でした。
 漫画本も「少年マガジン」「少年ジャンプ」「冒険王」などが発売されて、「天才バカボン」「巨人の星」「あしたのジョー」なんかを見てました。先週も言いましたが、僕はセリフを読むより、それぞれの漫画家の描いたキャラクターの違いや、ペンでなぞられた肉筆の線を見ることに興味を持っていました。どうして「巨人の星」の登場人物は、みんな眉毛がぶっといんだろう?花形満とあしたのジョーとサイボーグ009の前髪はどうなってんの?。「モーれつア太郎」に登場するニャロメは猫だったんだ。ドラえもんの絵描き歌。マジンガーZに宇宙戦艦ヤマトはメカニックがスゴイ。「ちかいの魔球」「巨人の星」の長嶋選手や王選手は、本物そっくりだなぁ。僕は興味がある漫画は即、紙に写し描いては友達に見せて楽しんでいました。

続きは、また来週です。