第3話 4月21日放送

「ザ・ドリフターズ」

 僕が初めて似顔絵に興味を持ったのは、20数年前、 テレビでザ・ドリフターズのそっくりな人形が出てくる人形劇 「ドリフの西遊記」って番組を見た時です。 長さんが三蔵役で、馬のような面構え、鼻の下が極端に長くて、 下唇が出ているのが特長です。 志村けんが孫悟空役で、逆たまご型の輪郭に、 大きくて半開きの目はハの字型に垂れていて、鼻はやや高くて、口は真一文字に大きく、開くと喉仏が見えるようになってました。 カトちゃんは、ハゲ頭のグリグリメガネで、ニンマリ笑っているデザイン。 今でもこのキャラクターは携帯ストラップなどに使われています。 考えてみたら、西遊記とは全然関係ない役でしたね。 毎週ゲストも人形になって登場するし、当時のアイドル、 ピンクレディも出ていた番組です。 僕は毎週それを見て「いかりや長助の唇は、実物はあんなに出てないけど確かに似てる!」 「志村けんの垂れ目は、あれくらい垂れててもいいんだ!」 「仲本工事も高木ブーも、ほんとよく似てる」紙に描いた絵じゃなくて立体的な人形に、 強烈な印象と深い興味を持ちました。 単純なデフォルメなんだけど、誰が見てもすぐに分かるキャラクターデザインってあるんだなぁって知りました。
 どうですか?番組を知らない人も、この説明で長さんや志村けんの顔は浮かびましたか? ラジオから似顔絵を伝えるのも、想像でモデルの顔の特徴を捕らえてみると 自由なデフォルメができそうで面白そうですね。 あれ?あなたの想像する似顔絵は、ピカソのようになってませんか? 僕は毎週土曜と日曜、新潟市のデッキー401で似顔絵を描いていますんで、 ぜひ似顔絵の面白さを見に来て下さい。

では、また来週です。