第41話 1月5日放送

「呼吸こそ新潟の似顔絵」

 明けましておめでとうございます。 今年も、僕のつたない似顔絵話しに、どうぞお付き合いをお願いします。
 昨年4月から新潟市出来島のデッキ-401で、 毎週土日に席描き似顔絵パフォーマンスを開始して、12月までの間に、 1000人以上の顔を描かせてもらい、たくさんの笑顔を頂きました。 やってて面白く感じたのが、新潟では初の似顔絵常設コーナーですから、 新潟の人たちには、似顔絵自体、初めて見るようなもんなんですね。 ですから、僕にジロジロ見られながら、 じっと動かないでいる「間」が分からないわけです。 誰かが描いてもらっているのを見てから来る人が、ほとんどなんですよ。 もちろん、お相手との「間」は僕が何とかしなきゃいけないんですが、 マニュアルなんか無いわけですから、一人一人探りながら描いている状況です。 逆に、お相手から「間」をうめてもらい、救われたりして、 お互いの呼吸が、まだ合っていないってのが面白いんです。 面白いってのは、合わせられない呼吸じゃないから。 今後、慣れていけば、だんだん息が合って行くってのが感じられるんです。 今まで新潟には、似顔絵っていう土壌がなかっただけですから、 僕だけじゃなくて、描いてもらいたいって人も土壌を作ってくれている感じ。 この繋がっている感じが、じわじわとあるんです。 これを反応と呼ぶのかもしれません。
 買い物に行っても、物が陳列されていて、店員さんと接するのはレジくらいってな時代。 似顔絵は、そうはいきませんが、描いた人から「ありがとう」とか、 「頑張って下さい」と励まされて、数字ではなく、人の温かさに触れています。

続きは、また来週です。