最終回 3月22日放送分

「スタートライン」

 

 去年の4月から3つの事をスタートして、1年が経ちました。 どれも、それなりに長い経緯があっての体験でして、 今まで僕を支え育んでくれた人たちのお蔭だと、感謝の想いでいっぱいです。
 一つは、この「ふるさと散歩」。近藤ディレクターが声をかけてくれたお蔭で、 「似顔絵」という言葉自体、ほとんど存在していなかった新潟に、 ラジオを通して、広くアピールさせてもらえました。
 もう一つは、豊栄市商工会青年部の部長です。 10年間、たくさんの先輩たちから教わった事を、僕なりに引継ぎ、 街の活性化、仲間たちとの繋がり、時代の変化などを勉強させてもらいました。
 最後の一つは、新潟市出来島のデッキ-401で、 新潟県初の似顔絵常設コーナーを開始したこと。 初めは心無い言葉も投げかけられたりしましたが、たくさんの似顔絵を描きました。 新潟って、そんなにすぐには人を受け入れない警戒心もあるけれど、 だんだん慣れてくると「がんばって」とか「応援しています」とか、 「ありがとう」って逆に笑顔で言ってもらったりしています。 新潟って、スッゴイあったかい所だなぁって肌で感じます。
 僕は、世界で一番好きなのが僕です。だから世界で一番嫌いなのも僕なんです。 と同時に、僕が描いた似顔絵の一番のファンは僕です。 毎日、このバランスをシーソーのように揺れながら暮らしています。 30歳から始めた似顔絵活動、気が付くと今年40歳になります。 中途半端な僕が、何故ここまでやってこられたのかなって、自分なりに考えてみると、 いまだに、スタートラインに立った実感がないからなんですね。 これからも、育ててくれた新潟の地で似顔絵を描いて行きます。

1年間、ほんとうにありがとうございました。